楽天RMS SFTP・CSVアップロードガイド

楽天SFTPとは?RMSの商品CSVを接続・アップロードする方法

楽天RMSの商品CSV一括編集では、SFTPを使ってCSVを送受信します。接続先・ポート・ritem配下のフォルダ、CSVアップロードの流れ、接続できない時の確認、手動送信と予約送信の違いを整理します。

先に結論
楽天RMSの商品CSVを一括登録・更新する場合、現在はSFTPでCSVを送受信します。接続設定では、プロトコルSFTP / ホスト upload.rakuten.ne.jp / ポート22を使い、商品CSVは主に /ritem/batch へ送信します。接続情報や利用条件は変更される可能性があるため、最終的には店舗運営Naviの最新案内も確認してください。

楽天SFTPとは?CSV商品一括編集で使うファイル転送方式

SFTPは、ネットワーク上でファイルを安全に送受信するための仕組みです。楽天RMSのCSV商品一括編集では、RMSで商品CSVを準備したあと、SFTPを使って楽天側のサーバーへCSVをアップロードします。

楽天市場では従来のFTP接続からSFTP接続への移行が行われ、旧FTP接続は2023年に終了しています。そのため、古い手順書に「FTP・ポート21」と書かれている場合は、現在のSFTP設定と混同しないよう注意が必要です。

RMSでCSVを作る・取得する

商品管理のCSV一括編集からnormal-item.csvなどの商品CSVをダウンロード・編集します。

SFTPでCSVを送る

編集したCSVを楽天側のSFTPサーバーへアップロードします。楽天側で取込処理が行われたあと、結果を確認します。

楽天SFTPを使う前に必要なもの

CSV商品一括編集機能

楽天市場側でCSV商品一括編集を利用できる契約が必要です。楽天公式では現在、有料オプションとして案内されています。

SFTP認証情報

RMSで確認・設定した商品一括登録用のユーザー情報とSFTP/FTPサーバ用パスワードを使います。

SFTPクライアント

手動運用ではWinSCP、FileZillaなどSFTPに対応したソフトを使います。旧FTP専用設定のままでは接続できません。

送受信するCSV

商品更新ならnormal-item.csvなど、目的に合ったファイルを用意します。ファイル名にも楽天側の認識ルールがあります。

楽天公式のRMS Service Squareでは、CSV商品一括編集機能は別途申込が必要な有料オプションとして案内されています。利用条件・料金・最新仕様は楽天公式をご確認ください。 楽天公式:CSV商品一括編集機能の案内 →

楽天の商品CSVで使うSFTP接続設定

商品一括登録用のSFTP接続では、現在一般に次の設定が案内されています。ユーザー名・パスワードは店舗ごとに異なるため、RMSで確認した情報を使用してください。

項目設定
プロトコルSFTP
ホストupload.rakuten.ne.jp
ポート22
ユーザー名RMSの商品一括登録 / CSV一括編集で確認する店舗ごとの情報
パスワードRMSで設定したSFTP/FTPサーバ用パスワード
楽天GOLDと商品CSVを混同しない
楽天には商品一括登録以外にもファイル転送を使う機能があります。検索結果や古いマニュアルでは楽天GOLD向けの設定と商品CSV向けの設定が混ざって見つかることがあるため、今回扱っているのが「商品CSV一括編集用」の接続かを確認してください。

商品CSVでよく使うritem配下のフォルダ

フォルダ用途確認する場面
/ritem/batch商品CSVのアップロードnormal-item.csvなどを楽天へ送る
/ritem/downloadRMSで予約・生成した商品CSVのダウンロード商品データをSFTPから取得する
/ritem/logsCSV処理のエラー確認アップロード後に楽天側の取込エラーを確認する

「SFTPへ接続できた」だけでは商品更新は完了していません。正しいフォルダへ正しいファイル名で送信し、さらに楽天側のCSV処理結果まで確認する必要があります。

楽天SFTPへCSVをアップロードする流れ

1. RMSから商品CSVを取得

商品管理のCSV一括編集から、更新対象の商品・項目を絞ってCSVを取得します。

2. CSVを編集

normal-item.csvの行構造を保ち、変更したい項目だけを編集します。元CSVは別に保存しておきます。

3. SFTPへ接続

SFTPクライアントで楽天の商品一括登録用サーバーへ接続します。

4. /ritem/batch へ送信

ファイル名と内容を確認し、商品CSVをアップロードします。

5. 処理結果を確認

完了通知や /ritem/logs を確認し、必要ならエラーを修正して再送します。重要な変更は実商品ページも確認します。

SFTPに接続できない・CSVが反映されない時の確認順

1. FTPではなくSFTPか

古いFTP設定やポート21ではなく、SFTP・ポート22になっているか確認します。

2. ホスト名が正しいか

商品一括登録用の接続先として upload.rakuten.ne.jp を設定しているか確認します。

3. パスワード変更後か

RMS側でSFTP/FTPサーバ用パスワードを変更した場合、利用しているSFTPクライアントや外部ツール側も更新が必要です。

4. 商品CSV用の認証情報か

楽天GOLDなど別用途の接続情報と混同していないか確認します。

5. 送信先フォルダが正しいか

商品更新CSVは通常 /ritem/batch へ送ります。別フォルダへ置いていないか確認します。

6. ファイル名が認識されるか

normal-item.csvなどは、楽天側がファイル名から処理対象を判定します。勝手な名前へ変更しすぎないようにします。

接続は成功するのに商品が更新されない場合は、SFTP接続ではなくCSV内容や楽天側の取込エラーを確認してください。

楽天CSVエラーの原因を順番に切り分ける →

手動SFTP送信とRMS Workbenchの予約送信の違い

通常のSFTPクライアントでは、担当者がPCから接続してファイルを送ります。RMS Workbenchでは、準備したCSVを事前に登録し、今すぐ送信または指定日時の予約送信を行います。

項目手動SFTPRMS Workbench
CSVの準備店舗側で作成店舗側で作成
送信操作担当者がSFTPクライアントから送信登録済みCSVをサーバー側から送信
日時指定担当者の操作・クライアント側機能に依存CSVの予約送信に対応
PC待機手動送信では必要予約後は不要
履歴利用ソフトや運用次第実行履歴で確認
予約時刻=楽天側の反映完了時刻ではありません。
RMS Workbenchが管理するのは楽天SFTPへの送信工程です。その後のCSV処理・商品ページ反映は楽天側で行われるため、重要な施策では処理結果と実ページも確認してください。

スーパーSALE・お買い物マラソンでSFTP作業が増えやすい理由

セール開始・終了で商品名、説明文、画像などをCSV変更する店舗では、開始用CSVと終了用CSVをそれぞれSFTPへ送る作業が発生します。開始が20:00、終了が深夜の場合、手動運用ではその時間に送信担当者が必要です。

この「CSVを作る作業」と「指定時刻にSFTPへ送る作業」を分けて考えると、事前にCSVを作成・確認し、送信だけを予約するメリットが分かりやすくなります。

楽天SFTP運用チェックリスト

  • CSV商品一括編集を利用できる状態か確認した
  • SFTP / ポート22で設定した
  • 商品CSV用のユーザー名・パスワードを使用している
  • パスワード変更後に利用ツール側も更新した
  • 送信先が /ritem/batch になっている
  • ファイル名が楽天側で認識できる形式になっている
  • 送信後にCSV処理結果・エラーログを確認した
  • 重要な商品変更は実ページまで確認した
FAQ

よくある質問

楽天の商品CSVで使うSFTPのホストとポートは何ですか?

商品一括登録用では、現在一般にホスト upload.rakuten.ne.jp、プロトコルSFTP、ポート22が案内されています。ユーザー名・パスワードはRMSで確認した店舗ごとの情報を使用し、最新設定は店舗運営Naviも確認してください。

normal-item.csvはSFTPのどこへアップロードしますか?

商品更新CSVは通常 /ritem/batch へアップロードします。RMSで生成した商品CSVの取得には /ritem/download、取込エラーの確認には /ritem/logs を使います。

SFTPへ接続できないときは何を確認しますか?

FTPではなくSFTPになっているか、ポート22、ホスト名、商品CSV用の認証情報、RMSでのパスワード変更後の更新漏れを順番に確認します。楽天GOLDなど別用途の接続情報との混同にも注意してください。

SFTPへの送信が成功すれば商品更新も成功していますか?

いいえ。SFTPへのファイル転送と楽天側のCSV取込処理は別です。送信後に楽天側の処理結果・エラーログを確認し、重要な変更は実商品ページも確認してください。

楽天SFTPへのCSV送信を予約できますか?

RMS Workbenchでは、準備したCSVを事前に登録して指定日時に楽天SFTPへ送信できます。予約時刻はSFTPへの送信時刻であり、楽天側の商品ページ反映完了時刻を保証するものではありません。

楽天市場との関係について
RMS Workbenchは合同会社flatooが提供するサービスであり、楽天グループ株式会社が提供・運営する公式サービスではありません。楽天RMS等の仕様や利用条件は変更される可能性があるため、最新情報は楽天公式案内もあわせてご確認ください。

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